原因別の予防
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認知症予防には、原因を打ち消す積極的予防と原因そのものを避ける消極的予防とがあります。
しかし、最も重要なのは認知症の発症の危険因子を減らすこと、つまり消極的予防であるといってよいでしょう。
認知症の原因の8割前後は、アルツハイマー病と脳血管障害です。
したがって、これら二つの疾患を発症させないようにすること重要になってきます。
アルツハイマー型認知症は、認知症原因の第1位です。
発症のリスクを高める危険因子は、遺伝的なものと環境によるものがあります。
遺伝によるアルツハイマーであれば予防は難しいとおもわれがちですが、環境による影響の方が発症に大きく関与していると考えられているため、本人の努力しだいで防ぐことが可能だといわれています。
リスクを減らすには、十分な魚・野菜果物を取りバランスのよい食生活を心掛けることが役立ちます。
また、ワインに含まれるポリフェノールが関係していることも分かっています。
魚に含まれるEPAやDHAが十分な場合、摂取が不十分な人に比べてリスクが5分の1になるともいわれています。
脳血管性認知症は、脳の血管障害によって引き起こされたものです。
具体的には、脳梗塞、血栓症、脳塞栓症、脳出血、くも膜下出血などの病名で知られていますが、これらは日本人の死亡原因としても上位を占める大変危険な疾患です。
したがって、なによりも予防が大事なのですが、リスクを高めるものとして運動不足、肥満、塩分過多、飲酒、喫煙、糖尿病、高血圧症、高脂血症などが挙げられます。
以上のものを避ける努力が必要になってきます。
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