認知症の禁忌
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認知症の治療において、やってはいけないことというのがあります。
とくに特別なことではなく、患者の嫌がることをなるべくしないように、暖かい目で見守っていればよいのですが、ついつい看護者がしてしまいがちな失敗というものがあります。
なにかしてはいけないことを患者がしたからといって、大きな声で怒鳴ったり叱責したりすると認知症の人は、不安を高めてしまうだけです。
そのときには、なぜ怒鳴り声がするのか、人が大きな声を出しているのか、理解できないからです。
理由がわからずに、自分が原因なのかさえもわからないことが多く、ただ怖がるだけのことが少なくありません。
なるべく広い心で、ある程度は我慢してやんわりと理解させるように努力したほうがよいでしょう。
また、ただ単に大きな声を出したり、騒がしくしたり、大声で名前を呼ぶなども避けたほうがよいでしょう。
認知症の人は、ただでさえ不安感をかかえて日常生活を過ごしているので、ちょっとしたことでも大きなストレスになります。
患者周辺の急激な環境の変化にも注意が必要です。
認知症は新しいことをおぼえることが大の苦手です。
したがって、環境がかわるときは、ゆっくりと時間をかけてすこしずつ環境に適応させるようにサポートしてあげましょう。
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