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認知症と漢方薬2

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では、どのような漢方薬があるのでしょうか。
たとえば、「抑肝散」という漢方薬はイライラを解消してくれるといわれています。
神経の興奮状態を鎮める効果があるとされ、認知症に伴う不安を改善してくれる効き目があることが知られています。
患者が穏やかな生活を取り戻す手助けをしてくれるのです。

また、「抑肝散」のほかにも「釣藤散」「当帰芍薬散」「黄連解毒湯」などといったいろいろな漢方薬があります。
これらは認知症の周辺症状の改善に、効果を発揮してくれます。
どの漢方薬を使うかは、医師が判断します。
患者さんの体質や症状を見極めて決めることになります。
ただ、実際に服用してみて合わない場合もあるので、そのときは再度医師に相談してみましょう。
漢方薬の効き目も体質によってさまざまな違いがあるのです。

嬉しいことに、アルツハイマー病の根本治療を漢方薬で行う研究も進められています。
漢方薬に含まれる成分の一つに、アルツハイマー病の一因とされるたんぱく質である「ベータ・アミロイド」の働きを抑える効果があることが確認されています(動物実験)。
そのような効果がある物質は複数みつかっています。
今後、こうした漢方をベースにより良い効き目が期待できるアルツハイマー病治療薬が開発されることでしょう。

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