認知症と漢方薬1
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認知症の治療に漢方が用いられることがあります。
漢方の特徴は副作用のリスクが少ないということです。
認知症の症状には、全ての患者に現われる「中核症状」があります。
またそのほかに、患者によって現れ方の違う「周辺症状」というものがあります。
この周辺症状は、悪いことをされたと思い込む被害妄想や、勝手にでかけていって帰れなくなる徘徊、排泄物をいじる不潔行為など多種多様です。
介護者は、こうした患者の症状につき合うことになるので、とても骨の折れる生活をしいられることになります。
そうしたことにより、介護をする人が疲れ果ててしまうことが少なくないのです。
しかし漢方薬は、こうした周辺症状を改善する効果があるといわれています。
これまでは、周辺症状に対しては抗精神病薬や抗うつ薬、抗不安薬などの西洋医学系の薬が使用されてきました。
しかし、このような薬のなかには、患者の精神活動全般を鈍らせてしまう副作用ももっているものが少なくないのです。
それに対して、漢方薬であれば副作用のリスクが少なくて済みます。
患者の日常生活に必要な行動を阻害することなく、困った症状だけを抑えていくことが期待できるのです。
効き目は一般におだやかですが、長期的に服用しても持続的な効果が期待でき、そういった意味でも西洋薬に比べて優位だといえます。
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