認知症の進行
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認知症の経過は、個人差があり人によってさまざまですが、「アルツハイマー型認知症」と「脳血管性認知症」など、認知症の原因でその経過や進行の様子はかわってきます。
アルツハイマー型認知症の場合、その大きな特徴は軽い症状から出発してゆっくりと時間をかけて進行していくことだといえます。
最初は軽い記憶の低下から始まり、だんだんと日常生活に支障をきたすほどになってきます。
軽度の状態のときは、日常生活のなかでの小さな失敗が目立つようになります。
家事をしている女性の場合には、鍋を焦がしたり、料理の手順が悪くなり、また、買い物のときも同じものを余計に買ってきてしまうなどの失敗が増えます。
男性は仕事上のミスが増え、能率が悪くなったりすることがよくあります。
中度に進むと、時間や場所の感覚が不明瞭になったり、道に迷ったり、そのときの状況に合わせた適切な行動が取りにくくなります。
いわゆる高度な知的判断が苦手となり、だんだんと一人で自信を持ってやれることが少なくなってきます。
さらに症状が進行すると、日常生活が困難になり介助を必要とするようになります。
親しい人のことも忘れ、最終的にはその人の人格をうばうこともあります。
ただ、その場をつくろうような瞬間的な応答は出来る場合が少なくありません。
脳血管性認知症の場合は、発作を経験するごとに認知症の症状が悪くなるケースがほとんどです。
症状が発作後と発作前で全く違うものとして現われることもあり注意が必要です。
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