認知症の中核症状
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認知症の症状はさまざまですが、認知症患者のすべてに現われる症状とそうでないものがあります。
認知症患者のすべてに現われる症状は「中核症状」と呼ばれています。
では、この認知症の中心となる中核症状には、どんなものがあるのでしょうか。
中核症状には「記憶障害」「見当識障害」「判断力の低下」があり、このような症状を中心にして、ここからさまざまな症状が派生してくることになります。
「記憶障害」が起こると、同じ事を何度も尋ねたり、自分で使ったものを置き忘れたり、なにをしようとしていたのか目的を忘れる、蛇口の閉め忘れやガスの消し忘れるなど様々な弊害が引き起こされます。
「見当識障害」というのは、健常者であればまず疑うことなくもっている時間や場所の自覚がなくなってしまうことを指しています。
「ここがどこなのか」「今日は何月何日なのか」といった、自分の置かれた基本的な状況を忘れてしまうといったことが挙げられます。
「判断力の低下」が進むと、普段はできていたはずの状況に合わせた的確な判断が難しくなります。
寒くても薄着で外出したり、真夏にセーターを着るなどおかしな行動が目立ってきます。
中核症状によって引き起こされる症状は、「周辺症状」といい、さまざまな症状が知られています。
この周辺症状には個人差があり、すべての認知症患者が同じというわけではありません。
患者さんによって、怒りっぽくなったり、不安になるなど異常な行動がそれぞれ違った形で現われることになります。
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