ニキビ 跡
ニキビをつぶすことがニキビ跡へ!
ニキビ跡が残ってしまう原因のひとつに「ニキビを無理につぶしてしまう」ということがあります。
治療のために医師によって「つぶす方がリスクが少ない」などの判断があった場合、医師や看護士は正しく適切なつぶし方を知っているのでほとんど跡にはなりません。
ニキビはつぶしてしまった方が確かに治りが早いということがありますが、ニキビ跡を作らないためにも、自分の判断でニキビをつぶしてしまうことは避けるようにしてください。
ニキビをつぶすことは治りを早くすると記しましたが、それはたまたま上手につぶせた時や、つぶしても大丈夫だという軽度・初期のニキビであるというラッキーな点が重なった場合のみです。
それ以外の場合には、ニキビをつぶすことには大きなリスクがあります。
●無理矢理毛穴を押し広げる行為なので、毛穴が開いてしまう。
●同様に毛穴を広げるだけでなく、毛穴そのものが破れてしまう。
●ニキビをつぶした毛穴のダメージがある場所へ他の雑菌が入り込んで新たなニキビや激しい炎症を引き起こしてしまう。
このようにニキビをつぶすということは一見ニキビの手早い治し方に見えますが、リスクを抱えている行為であることを念頭に置いておきましょう。
ニキビの跡ができてしまう可能性が高い理由もニキビをつぶすリスクの中に潜んでいます。
ニキビ跡を残さないためにも、ニキビができてしまったら触るなどの刺激を避けて、丁寧なスキンケアや肌を清潔に保つことでニキビ跡を残さないような治し方にじっくりと取り組んでいきましょう!
ニキビ跡の"クレーター"とはどんな状態?
ニキビの跡がデボコになってしまった状態を「クレーター」と呼びます。
クレーターはニキビの跡としては治すことが困難な部類とされ、エステサロンや皮膚科の受診が必要となってくるニキビ跡です。
ニキビの跡がクレーターとなってしまう原因として、まずニキビの酷さの度合いがあります。
皮膚の表面だけでニキビができている場合には、ほとんどの場合クレーターとして跡が残ることはありません。
但し、ニキビが肌の奥の方まで炎症を起こしてしまい肌の深い部分などを傷つけてしまうこと、そして肌細胞がそのダメージから上手に再生できなかったという場合にクレーター状のニキビ跡が残りやすくなります。
このことは肌のターンオーバーにも関係してくる複雑な問題です。
クレーター状態でのニキビ跡は「ニキビをつぶす」ということと密接な関係があります。
ニキビをつぶしたら必ずクレーターになるわけではありませんが、ニキビをつぶした時に肌や毛穴が大きなダメージを受けてしまった場合肌の奥までダメージが広がり、正常なターンオーバー機能や自然治癒力が働かないままだとニキビの跡としてクレーターができてしまうということになります。
クレーターを防ぐためにもニキビを無理につぶしたり、炎症を放置したりしないことが大切です。
ニキビには触ったり引っかいたりしないように、また炎症が起きている場合には炎症を抑える薬を塗布したりしてニキビの跡を残さないように気をつけたケアをしていきましょう。
ニキビの炎症がニキビ跡になってしまう!?
特に痛みや炎症を伴うニキビの場合、跡になってしまう可能性が多くなります。
「無理矢理につぶすと炎症が起きる...」ということをクレーター状のニキビ跡の項目に書きましたが、炎症が激しいニキビは、つぶしていなくてもニキビと共に既に炎症を起こしている状態となります。
この場合は、ニキビケアというよりも「皮膚の炎症」として考えて治療という意識を持つことでニキビ跡を残さないケアを行うことができます。
炎症を伴うニキビでは、クレーター状のニキビ跡になることはほとんどありません。
どちらかというとニキビ自体が治った後に、色素が沈着してしまうというニキビ跡になります。
これは炎症を起こしている間に、肌が炎症から皮膚や肌細胞を守ろうとしてメラニンを作ってしまうことが原因と考えられます。
つまり、炎症を起こしているニキビをそのまま放置しておいたり、適切な処置をしないことで肌の方がニキビの炎症と戦おうと必死になりメラニンを作ってしまい、ニキビが治った後に色素だけが沈着してニキビ跡になってしまうということです。
炎症を伴うニキビの色素沈着というニキビ跡は、後から皮膚科などで対処していくことも可能ですが、できることならニキビの治療と共に綺麗にしておきたいものですよね。
特に痛みなどがある場合、気になって手で触ってしまうことも多いので、酷くなってしまう前に皮膚科などを受診して、適切な処置やお薬を使いながら色素沈着のニキビ跡を残さないように気をつけていきたいものです。
ニキビの跡に色が...? 色素沈着のニキビ跡
ニキビができてしまって、必死にケアをしてやっと治ったと思ったら、他の肌の部分よりも色が付いてしまった状態のニキビ跡ができてしまった、という経験はありませんか?
これは「色素沈着」というニキビ跡なんです。
ニキビそのものが治っていても、色素沈着でのニキビ跡ができてしまうケースは、ニキビの症状の重さなどの関わってきてしまい、「色素沈着」というニキビ跡も大きく3種類に分けて考えられています。
●紫色の色素沈着ニキビ跡
ニキビの中ではよく見られる種類の色素沈着です。
紫色ということで、連想する人も多いと思いますが血液中の"ヘモグロビン"がニキビの炎症や化膿などによって皮膚の毛細血管を傷つけてしまった状態のニキビ跡です。
●茶色の色素沈着ニキビ跡
初期の比較的治りやすい色素沈着では、紫色の色素沈着から薄い茶色に変わっていくことがあります。
丁度ぶつけたりしたアザのような感じだと考えてみてください。
ダメージを受けた毛細血管が修復し、血液の色が滲み出すことがなくなってきたため、このまま肌のターンオーバーで少しずつ綺麗に治っていく場合が多いとされます。
●茶色の色素沈着ニキビ跡・2
ターンオーバーが進むと、色がついていた部分は表皮へと押し出され、体外排出が起きるのであとは自然に色素沈着から回復するまでを待っていれば綺麗になります。
ただし、同じ色素沈着でもニキビ自体の程度が重症化していたものや無理に押し出そうとニキビを触る回数が多かった・にきびを無理につぶしたというようなニキビ以外に大きな肌ダメージを与えてしまった場合には、上記のような色素沈着の流れがあっても、ニキビ跡として色素沈着が残ってしまうことがあります。
化膿が酷かったニキビは跡になるのか?
ニキビ跡がのこってしまうということも、ニキビができてしまうことと同じくらいか、それ以上気になることだと思います。
ニキビ跡については、まずニキビの状態がどのくらいの症状を示しているのかを適切に判断することと、早期に皮膚科などで適切な処置を受ける判断をすることが大切です。
初期のニキビでは痛みや腫れもない状態なので、無理につぶしたりせず、肌を清潔に保っておくだけでもニキビ跡を防ぐことができますが、痛みや赤く腫れるような炎症をもっているニキビは、ニキビの中で化膿していることもあり、放置したり触ったりすることで化膿した部分が毛穴そのものへ大きなダメージを与えてしまいます。
特に気をつけたいのは「赤ニキビ」から「黄ニキビ」へと移行する"化膿を伴うニキビ"です。
この場合には自分ひとりでなんとかしようとせずに、皮膚科での受診をお薦めします。
"化膿ニキビ"での肌・毛穴へのダメージは、肌の表面だけではなく、奥の方にある「真皮」にまで到達し、毛穴を破壊してしまったり、ターンオーバーや新陳代謝のリズムを崩してしまうことから、ニキビ自体が治ったとしても、中々肌の状態が元に戻らないという状況を引き起こすため、ニキビ跡も当然薄くなったり消えてしまうまでに相当な時間を必要とするか、時間が経っても消えないニキビ跡になってしまうこともあります。
ですが、"化膿ニキビ"であったも、早期の段階での受診と適切な処置をすることで色素沈着やクレーターなどのニキビ跡にしないようにケアしていくこともできるのです!
