水銀アレルギー
金属アレルギーには水銀に対して体がアレルギー反応を示す水銀アレルギーというものがあります。水銀は原子番号80の元素で、元素記号はHg。12族に属し、典型元素で金属元素です。
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水銀アレルギーとして代表的なものは、歯科材料としての銀アマルガム合金のアレルギーです。銀アマルガム合金は水銀(55%)と銀・スズ・銅などを錬和した金属になります。銀アマルガム合金のアレルギー症状としては口腔内の浮腫、潰瘍、口腔以外では湿疹、皮膚炎などです。
銀アマルガム合金は歯医者で使用される歯科材料として、歯の治療時間の短縮化、虫歯再発予防効果の高さ低コストと利点が多く、かつては多く使用されていました。また健康保険を適用することもできます。しかし辺縁破損が起こりやすく、 結果として二次虫歯の発症頻度が高いため、現在では使用が減少しています。
また、水銀による人体と環境への影響の懸念もあります。 歯科材料用の水銀は、無機水銀が使用されています。但し、無機水銀も有機化すると、メチル化水銀などに変質し、水俣病などの原因となった有害な水銀となります。
アマルガムは厚生労働省が認めている金属ではありますが、毒性があり、使用しない歯科医院が増えています。万が一、虫歯再発の可能性が高い、応急性を要するなどの理由があり、銀アマルガム合金を使用せざるを得ない状況の時には、歯科医師から使用の必要性と水銀アレルギーなどのリスクの説明を受けてから処置を受けるようにして下さい。

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