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パラジウムアレルギー

金属アレルギーにはパラジウムに対して体がアレルギー反応を示すパラジウムアレルギーというものがあります。パラジウムは原子番号 46 の元素で、元素記号はPd。白金族元素の一つです。

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パラジウムが使用される代表的な例は、金銀パラジウム合金として、むし歯を削ったあとの歯の詰め物やかぶせ物として使われることです。金銀パラジウム合金は、金、銀、銅、パラジウム、亜鉛、インジウム、イリジウム、すずなどを含んでいます。金銀パラジウム合金は安く、虫歯治療でほとんどの方に銀歯として使用されています。

一般的にはさほど問題はないのですが、人によっては合わない方もいらっしゃいます。この影響はまだ科学的には解明されていませんが、ドイツやスウェーデンでは、パラジウムは安全性に疑問がもたれており、現在ではほとんど使用されていません。パラジウムは日本では保健が適用されており、金の耐摩耗性、銀の耐蝕性、耐硫化性という欠点を補うためによく使用されていますが、リンパ球幼若化テストという金属アレルギー検査では、約半数の人に陽性反応が出ます。

ドイツでは、保健省が歯科業界に対して、「幼児及び妊婦に、銅を含有するパラジウム合金と、水銀・銀アマルガム合金を使用しない」という勧告を行ないました。ドイツなどの医療先進国では、パラジウムが体に与える悪影響を考慮して、パラジウムフリー(パラジウムを含まない、パラジウム0%)の金属を使うことを強く推奨しており、外国製の日本向けの歯科金属のパンフレットでも、「この金属はパラジウムを含みません」ということをわざわざ謳っているほど、パラジウムは身体に良くないと広く認識されています。

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