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小麦アレルギー

食物アレルギーには、小麦を主原料としたり、小麦を含む食品を食べることでアレルギー症状が現れる小麦アレルギーというものがあります。成人患者が多く、かつ、治りにくいと言われている小麦アレルギーは日本人に次第に増えてきています。

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かつては卵、牛乳、大豆が三大アレルゲンと言われていましたが、現在では卵、牛乳についで小麦が3位になっています。その為、小麦はアレルギー反応を起こす頻度が高い食品の1つとして厚生労働省により「特定原材料」として表示義務付けされている5品目のうちの1つです。小麦を摂取した場合に起こるアレルギー症状は、じんましんや湿疹などのアトピー性皮膚炎や運動誘発性のアナフィラキシーなどであり、後者は食物アレルゲンのみ、あるいは運動のみでは発症せず、両者が組み合わさって初めて症状が出現します。

小麦アレルギーの主要アレルゲンはグルテンなどの小麦タンパク質です。小麦アレルギーを発症する人の血液の中に存在するIGE抗体(免疫グロブリン)が小麦タンパクと結合し、肥満細胞を刺激してヒスタミンを呼び起こします。ヒスタミンは全身の血管を開いて、血圧を下げる働きがあり、ときには急な血圧低下を引き起こします。

また呼吸を困難にする作用もあり、気管支喘息発作状態となり、さらに意識低下によって先に述べたアナフィラキシー・ショックを引き起こします。小麦を含む食品は、パンやめん類、菓子類など多く存在し、完全に回避するのは難しい為、症状を誘発する摂取量を考えて、発症しないレベルを見つけるのがポイントです。

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